「タイムフリーズ」リグを使う4つの応用例応用例 1ロケーションでのタイムフリーズ タイムフリーズのリグが撮影ロケーションの被写体のまわりにセットされます。100台のスチル・カメラが被写体の「フリーズ」したところを撮影し、スチル・カメラの列のいずれかの端にセットされたムービー・カメラがそれに続くライブアクションを撮影します。ムービー・カメラは被写体の一連の動きを撮影し、その中で「フリーズ」が必要とされる瞬間に100台のスチル・カメラのシャッターが一斉に作動します。スチル・カメラのシャッターは連続的に作動させることも可能です。 応用例1のダイヤグラムをご覧になりたい方はイメージをクリック 応用例 2 スタジオのCG合成用背景でのタイムフリーズ タイムフリーズのリグがスタジオ内のグリーン・スクリーンを背景にセットされます。リグの両端にセットされたムービー・カメラがライブアクションを撮影し、スチル・カメラが「フリーズ」シーンを撮影します。背景には編集でCGによって作られた映像が合成されます。 応用例2のダイヤグラムをご覧になりたい方はイメージをクリック 応用例 3 スタジオ内でのタイムフリーズとライブアクションの組み合わせ タイムフリーズのリグがスタジオ内のグリーン・スクリーンを背景にセットされます。応用例2と同じく、リグの両端にセットされたムービー・カメラがライブアクションを撮影し、スチル・カメラが「フリーズ」シーンを撮影しますが、この例では背景にライブアクションが合成されます。ライブアクションはロケーションでスタジオのセッティングと同じ条件で撮影され、結果として、背景が通常に動いている状態で、手前の被写体だけが「フリーズ」している映像となります。 応用例3のダイヤグラムをご覧になりたい方はイメージをクリック 応用例 4 ウルトラ・スローモーション タイムフリーズのリグ上の100台のスチル・カメラは最小50000分の1秒間隔で連続的にシャッターが切れるようにセットすることも可能です。これはすなわち秒50000フレームの超ハイスピード撮影ということになります。100台のスチル・カメラは直線またはゆるいカーブ上に並び、世界で最も速いハイスピード撮影(100フレーム)が実現します。 応用例4のダイヤグラムをご覧になりたい方はイメージをクリック アップステージ・プロダクションズはタイムフリーズの開発とリサーチにおいてクイーンズランド州政府のサポートを受けています。 |
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